ふたご座流星群がピーク 月明かりなく好条件 

13日未明に撮影された瀬戸大橋に降り注ぐように流れるふたご座流星群。10枚の写真を合成=岡山県倉敷市(三島和久さん撮影、倉敷科学センター提供)

 冬の夜空の風物詩「ふたご座流星群」が13日、出現のピークとなる夜を迎えた。13日は新月のため観測の邪魔になる月明かりがなく、晴天の好条件に恵まれたところも多かった。

 ふたご座流星群は、1月のしぶんぎ座流星群、8月のペルセウス座流星群と並ぶ三大流星群の一つ。

 国立天文台によると、流星群の活動は16日ごろまで続く。ふたご座の方向を始点とするが、夜空のどこにでも現れるため、できるだけ空を広く見渡せ、街灯がない場所が観測に向いている。

 ピークより1日早い13日未明、岡山県倉敷市では最も多いときで1時間に40個近い流星が観測できたという。


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