東電、ロボットで汚染水漏れ調査 福島第1原発2号機 

 東京電力は11日、福島第1原発2号機の原子炉格納容器から汚染水が漏れている経路を突き止めるため、東芝が開発した「4足歩行ロボット」を使って調査した。水漏れは確認できなかった。

 東電は調査で撮影した写真を公開。12日には動画も公開する。

 東電によると、調査ではロボットとカメラ付き小型走行車を、格納容器の本体部分とドーナツ状の圧力抑制プールをつなぐ「ベント管」の周辺に投入。遠隔操作で、接続部分などからの水漏れがないかどうかを調べた。

 ベント管は全部で8本あり、この日調べた1本では異常はみられなかったという。

 建屋内はいまも高い放射線量が続いている。


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