2012年12月11日 10:49 | 無料公開
ノーベル賞授賞式を終え、メダルを手にする山中伸弥京都大教授=10日午後、ストックホルムのコンサートホール(共同)
【ストックホルム共同】ノーベル医学生理学賞を受賞した山中伸弥京都大教授(50)は授賞式終了後の日本時間11日未明、メダルと賞状を授与された、スウェーデン・ストックホルムのコンサートホールの壇上で「言葉が出てこないくらい感動しました」と感想を述べた。
授賞式では、客席から母美奈子さん(81)ら家族が見守った。妻の知佳さん(50)は「至福のひとときでした」と笑顔。一番弟子の高橋和利京都大講師(35)は「温かい拍手に包まれて、よかったです」と恩師を思いやった。
山中教授はその後、国王らとの晩さん会に出席。マデレーン王女の隣の席で、華やかな一夜を楽しんだ。