断層7カ所の位置に誤り 新潟、津波想定また見直し 

 新潟県は10日、有識者らによる新潟県の津波対策検討委員会が6月に公表した津波想定の中で、津波の発生源となる断層7カ所の位置がいずれも南東方向に約12キロずれる誤りがあったことを明らかにした。

 新潟県の津波想定をめぐる誤りが発覚したのは10、11月に続き3度目。

 津波想定は市町村のハザードマップづくりの基礎資料となっており、県は津波の高さや浸水範囲を全面的に見直す。

 新潟県によると、誤りが見つかったのは想定した8カ所のうち7カ所。委託したコンサルタント会社による解析データの入力ミスだと説明している。新潟県村上市の指摘で発覚した。


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