京都議定書8年継続の方向 カタールの温暖化会議 

 【ドーハ共同】カタール・ドーハの気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)は8日、会期を延長し最終合意に向けた閣僚レベルの調整が続いた。2020年以降の地球温暖化対策の新枠組みづくり交渉では、重要課題の一つだった15年までの作業計画が固まった。

 来年からの京都議定書第2約束期間については、欧州連合(EU)などの主張に沿った8年とする方向で議論が進んでいる。

 20年以降の新枠組みは、京都議定書の温室効果ガス削減義務を負っていない中国やインド、米国など全ての国を含む形にする。


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