2012年12月6日 16:45 | 無料公開
日本語研修の開講式に出席した看護師と介護福祉士の候補者=6日、フィリピン・マニラ首都圏(共同)
【マニラ共同】日本とフィリピンの経済連携協定(EPA)に基づき、フィリピンから受け入れる看護師と介護福祉士候補者への日本語研修の開講式が6日、マニラ首都圏の施設で開かれた。
日本語習得が大きな課題となっており、今回から母国での研修期間が3カ月延長され計6カ月となった。日本でもさらに6カ月の研修期間がある。来年6月末に訪日し、3~4年の滞在で国家資格取得を目指す。日本政府が費用を賄っている。
在フィリピン日本大使館によると、候補者計147人が出席。東日本大震災の影響で辞退者が相次いだ前回に比べ約5割増えた。