日大の遠藤、初のアマ横綱 国体との2冠達成 

全日本相撲選手権で優勝した遠藤聖大=両国国技館

 相撲の第61回全日本選手権は2日、東京・両国国技館で行われ、ことしの国体成年個人を制した日大4年の遠藤聖大が決勝で昨年の学生横綱、正代直也(東農大)を寄り切って初のアマチュア横綱に輝いた。遠藤は国体と同選手権優勝で大相撲の幕下10枚目格付け出し資格を手にした。

 遠藤は昨年優勝の松永六十四(長崎・猶興館高教)らを破って勝ち進み、準決勝では東日本学生選手権を制した大道久司(東洋大)を退けた。

 ことしの学生横綱の中村大輝(日体大)は準決勝で正代に寄り切られて敗退した。


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