うつ病など初の減少 患者95万人 

 厚生労働省が27日公表した2011年患者調査では、うつ病を含む「気分障害」の推計患者数が95万8千人となり、現在の形での統計がある1996年以降、初めて減少した。

 気分障害で入院したり、医療機関を外来で受診したりした患者数は96年が43万3千人、99年も44万1千人とほぼ横ばいだったが、02年は71万1千人に急増。前回の08年調査では104万1千人で、初めて100万人を超えていた。


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