2012年11月27日 20:38 | 無料公開
次世代自然エネルギーとして注目される水素を、化学反応で水を分解させることで得る新技術を広島大のチームが27日までに開発した。反応には800~1500度の高温が必要とされてきたが、今回400度程度で実現。太陽熱や工場から出る廃熱を利用した水素生成を目指す。 水から水素を得る手法としては電気分解がよく知られるが、高温での化学反応の方がエネルギー効率は高いという。 反応は気化させた金属ナトリウムを触媒のように使って起こすが、ナトリウムを熱して蒸発させるのには高い温度が必要だった。