京都議定書改正と新枠組み議論 COP18、26日開幕 

 【ドーハ共同】地球温暖化対策を話し合う気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)が26日、カタール・ドーハで開幕する。先進国に温室効果ガスの排出削減を義務付けた京都議定書が今年で期限切れとなるため、来年以降も継続するための改正手続きをする節目の会議になる。

 日本は来年からの議定書第2約束期間には参加しない。また、現行制度では削減義務のない米国、中国、インドなどの排出大国や、途上国を含むすべての国が参加する20年以降の新枠組みづくりも本格化させる。

 新枠組みは15年までに採択することになっており、作業計画をつくり交渉を軌道に乗せるのが主な課題。


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