米物理学会誌に弘前大院生が論文 院生執筆は異例 

米物理学会誌「フィジカル・レビュー・レターズ」に掲載された論文の内容を説明する(左から)弘前大の大河原広樹さん、山田慧生さん、浅田秀樹教授=21日午後、青森県弘前市の同大

 弘前大は22日、理工学研究科の大学院生らが、一般相対性理論を補う理論の一つについて、新しい検証手法を考案し、米物理学会誌「フィジカル・レビュー・レターズ」に論文の掲載が決まったと発表した。権威のある同誌に大学院生の論文が載るのは異例としている。

 論文を書いたのは、博士前期課程2年大河原広樹さん(24)と博士後期課程1年山田慧生さん(26)、指導担当の浅田秀樹教授(44)。大河原さんは「まさか掲載されるとは思わなかったので驚いた」と喜んでいる。


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