拡散予測、東北電提供データ誤り 原発事故時 

 東北電力は22日、原子力規制委員会が公表した原発事故時の放射性物質の拡散予測をめぐり、提出した原発敷地内の気象データの一部に誤りがあったことを明らかにした。同日午後に記者会見で詳細を説明するとしている。女川原発(宮城県)や東通原発(青森県)の拡散予測が修正される可能性がある。

 拡散予測は、規制委が10月24日に公表して以来、相次いで間違いが見つかっており、規制委は作製を委託した独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)に全ての原発についてデータを点検するよう指示していた。


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