2012年11月21日 20:35 | 無料公開
国連環境計画(UNEP)は21日、世界各国が掲げる2020年までの温室効果ガス排出削減目標を積み上げても、気温上昇を2度未満に抑えるという国際目標の達成は困難で、実現には80億~130億トン削減量が足りないとする報告書をまとめた。 不足の幅は、各国の排出量が増えたため昨年よりも20億トン増加した。26日からカタール・ドーハで温暖化対策の国際ルールを協議する気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)が始まるが、UNEPは「各国の一層の削減努力が必要だ」と訴えている。