俳人の44歳医師に有罪 「覚せい剤依存は顕著」 

 「五島高資」の名前で俳人として活躍していた医師で、覚せい剤取締法違反(使用、所持)の罪に問われた宇都宮市の樽本高寿被告(44)に宇都宮地裁は19日、「依存性は顕著」として懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 崇島誠二裁判官は判決理由で「被告は2005年ごろから覚せい剤の使用を開始した。責任を軽くみることは到底許されない」と指摘。一方で「勤務先の大学を懲戒解雇されて社会的制裁を受け、医業の停止処分が見込まれるなど酌むべき事情もある」とした。

 樽本被告は00年に現代俳句協会評論賞を受賞。自治医大医学部で文学の講師を務めていた。


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