敦賀原発を月内にも調査 敷地内断層、規制委 

 活断層の可能性が指摘されている日本原子力発電敦賀原発(福井県)の原子炉直下にある断層(破砕帯)について、原子力規制委員会が今月末にも現地に調査団を派遣し活断層かどうかを調べることが12日、分かった。

 原発の敷地内断層をめぐり、規制委が現地調査するのは2日の関西電力大飯原発(同)に続き2例目。国は活断層の上に原子炉建屋などの重要施設を建てることを認めておらず、規制委の現地調査で活断層と確認されれば、敦賀原発は廃炉になる可能性がある。

 規制委は敦賀原発の現地調査には少なくとも2日間は充てたい考えだ。


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