山中氏、同時受賞者と互いに称賛 米研究所で初顔合わせ 

記者会見する山中伸弥京都大教授(左)とジョン・ガードン英ケンブリッジ大名誉教授=24日、米サンフランシスコ(共同)

 【サンフランシスコ共同】今年のノーベル医学生理学賞に決まった京都大の山中伸弥教授(50)と英ケンブリッジ大のジョン・ガードン名誉教授(79)が24日、米グラッドストーン研究所(カリフォルニア州)で開かれた国際幹細胞学会のシンポジウムにそろって参加し、互いの受賞を喜び合った。

 受賞発表後に2人が顔を合わせるのは今回が初めて。山中氏は記者会見で「ガードン氏はいつも刺激を与えてくれる尊敬する研究者だ」と称賛した。ガードン氏は「人工多能性幹細胞(iPS細胞)が私たちの研究に与えた影響は大きい。山中氏と同時受賞できて光栄だ」と応じた。


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