薄熙来氏の資格取り消し審議か 中国全人代 

 【北京共同】新華社電によると、中国の全国人民代表大会(全人代=国会)常務委員会の会議が23日開かれ、全人代代表の任免案件を審議した。任免案件には、巨額の収賄などを理由に中国共産党の党籍剥奪が決まった前重慶市トップ、薄熙来氏の代表資格取り消しも含まれるとみられ、26日までの会議期間中に取り消しを可決する可能性が高い。

 党は既に、薄氏の刑事責任を問うため司法機関に送ることを決定。ただ全人代代表には不逮捕特権があるため、刑事責任追及の本格的な手続きは、代表資格の取り消し後に進むとみられている。


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