RSウイルス感染症の患者数最多 乳幼児が急増  

 国立感染症研究所は19日、乳幼児の重い肺炎や気管支炎の原因となるRSウイルス感染症について、全国約3千の小児科定点医療機関から報告される1週間の患者数が1~7日は5007人に上り、2003年の調査開始以来、最多を記録したと発表した。

 これまで最多だった10年1月25~31日の4745人を更新。年齢別では1歳以下が全体の約71%を占めた。都道府県別では東京(548人)、福岡(476人)、大阪(362人)、埼玉(220人)の順に多かった。

 報告される患者数は8月下旬ごろから例年を上回って急増している。


  • LINEで送る