2012年10月19日 13:40 | 無料公開
日本脳炎の予防接種で死亡例が2件続いたのを受け、厚生労働省は19日までに、ワクチン製造元の阪大微生物病研究会(大阪)に対し、事実関係の確認や製品の安全性などを調査するよう要請した。厚労省によると、2件で使われたワクチンはいずれも同研究会が製造したものだったが、製造日は異なる。 同研究会は「痛ましい事例で、重く受け止めている。できる限りの情報を収集して厚労省に報告したい」としている。 三井辨雄厚労相は19日の閣議後の記者会見で「現在、接種との因果関係を含めて事実関係を確認している。今後の対応については、専門家の意見を聴いて考えたい」と話した。