燃料プールに落下の交換機確認 福島第1原発3号機 

東京電力福島第1原発3号機の使用済み燃料プール内で撮影された燃料ラック(右上)とがれき=12日(東京電力提供)

 東京電力は15日、福島第1原発3号機の使用済み燃料プール内を水中カメラで撮影した画像を公開した。原子炉建屋の水素爆発で落下したとみられる燃料交換機の一部が鮮明に写っている。

 東電は燃料取り出しに向け、プール内部の状態を調べるため、11、12日に水中カメラを入れた。

 プールの上に設置されていた長さ十数メートルの燃料交換機の一部が落下。画像には交換機のモーターのほか、燃料が収納されているラックの上にコンクリート片のようながれきや鉄骨が散乱している様子も写っていた。

 東電は「撤去のスケジュールは未定」としている。


  • LINEで送る