日本鳥学会、鳥633種の新目録 学会創立100周年で 

日本鳥学会創立100周年を機に刊行された「日本鳥類目録」の第7版

 鳥類の研究者でつくる日本鳥学会は16日、創立100周年になるのを機に、日本の鳥類計24目633種の学名や分布、生息状況などをまとめた最新の「日本鳥類目録」を刊行した。

 今回が第7版となる目録には、スズメやツバメからトキやコウノトリのほか、既に絶滅したカンムリツクシガモやオガサワラマシコなど、これまでに日本で確認された鳥の種と亜種が記載されている。

 今年2月、小笠原諸島で生息していることが報告されたオガサワラヒメミズナギドリなど、新たに確認された種や亜種なども多く、記載種は2000年の第6版より91種増えた。


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