2012年9月14日 19:56 | 無料公開
「原子力規制委員会」の発足に向け開かれた準備会合=14日午後、東京・霞が関
原子力の規制行政を一元化する「原子力規制委員会」の発足に向けた準備会合が14日開かれ、緊急時の体制や、委員会の透明性確保のルールなど、発足後すぐに必要になる運営方針について意見交換した。原発再稼働に関する安全性の判断基準の策定が、発足直後に取り組むべき緊急課題だとする意見が相次いだ。
これまで政府が示していた原発再稼働の判断基準については、規制委が慎重に確認し、再評価する方針が示された。この関連で、複数の委員が「当初与えられる最も重要な課題」「発足後すぐに検討を始めなければいけない」と指摘した。