自民党員30万人減 総裁選の都道府県別持ち票確定 

 自民党は13日、総裁選の投票資格を持つ全国の党員・党友数が、2009年9月の前回総裁選時に比べて約30万人減ったことを明らかにした。総裁選管理委員会が14日の告示を前に確定した都道府県連別の持ち票と選挙人数から判明した。野党転落後の党員数を公表したのは初めて。

 全国の党員・党友は09年の108万1千人から78万9千人に減少。特に東京は8万3千人から6万2千人、茨城も5万7千人から3万6千人に落ち込んだ。増加したのは宮崎だけで、2千人増の1万3千人だった。

 47都道府県連の持ち票は計300票。3票ずつ配分した上で、残りを党員数に応じて割り振る方式。


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