2012年9月8日 10:49 | 無料公開
北海道室蘭市の80歳の女性が、自宅のトイレで便器と壁の間に挟まって動けなくなり、3日後に救助されていたことが8日、分かった。約70時間、何も口にせず弱っているが、命に別条はない。郵便物がたまっているのを不審に思った知人が女性の家を訪ねて気付いた。室蘭署は「残暑が厳しく、発見が遅れたら危なかった」としている。 室蘭署によると、女性は1日午後8時ごろ、洋式便器に座ろうとして転倒。壁との間に体が挟まり抜け出せなくなった。 知人は4日午後6時ごろ訪問。呼び鈴を押しても反応がなく、家の裏に回ったところ壁をたたく音がしたため、知り合いを通じて110番した。