米国、豚インフルで初の死者 持病のある61歳女性 

 【ワシントン共同】米疾病対策センター(CDC)などは8月31日、豚に由来するH3N2型インフルエンザウイルスに感染したオハイオ州の持病のある61歳女性が死亡したと発表した。このウイルスによる死者は初めて。

 女性はもともと健康状態に問題があったが、家畜の品評会で豚と直接接触して感染したらしい。病原性は季節性インフルエンザと変わらないが、健康上のリスクがある人は豚と接触しないようCDCは呼び掛けている。

 7月からの感染者は先週から12人増えて288人となった。以前より増加ペースが緩やかになったが、CDCは引き続き動向を注視している。


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