胎児のダウン症診断に指針を 厚労相、学会に求める 

 小宮山厚労相は31日の閣議後の記者会見で、生まれてくる子どもが染色体異常のダウン症かどうか、出生前に高精度に分かる新しい診断法の臨床研究が始まることに関し「日本産科婦人科学会が診断のガイドラインを早期に定めるべきだ」と述べた。

 小宮山氏は「高齢出産する場合に障害が無いのを知りたいという希望は分かる」と、新しい診断法の意義に理解を示しながらも「命の選別にならないか」と懸念を表明、学会に自主規制の指針を示すように求めた。

 新診断法は妊婦の血液を調べることで、胎児がダウン症か否かほぼ確実に分かる。国立成育医療研究センターなどが9月から臨床研究を計画している。


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