メタンハイドレートを共同研究 京都、新潟、兵庫 

 次世代エネルギー資源として期待されるメタンハイドレートの活用について、京都府が新潟、兵庫の両県と共同で、年内に研究会を発足させることが31日、京都府への取材で分かった。日本海沖の海底に眠っているメタンハイドレートの開発に向けた課題を探る。

 メタンハイドレートは、天然ガスの主成分メタンが低温高圧の環境で水と結合した固形物質。世界各地に分布し、永久凍土層地帯や水深500メートルより深い海底の地層に存在する。

 府によると、独立行政法人「石油天然ガス・金属鉱物資源機構」(東京)の調査で、京都府北部の日本海沖の海底に存在することが確認されている。


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