社会保障全世代で支える、51% 12年版厚労白書 

 小宮山洋子厚生労働相は28日の閣議に2012年版厚生労働白書を報告した。社会保障に対する国民の意識を調べたアンケートで、負担の在り方について「すべての世代で支えていくべきだ」と答えた割合が51・9%に上った。

 年金や医療といった社会保障の費用の多くは現役世代から高齢者への“仕送り”によって賄われている。高齢化の進展で社会保障費が膨らむ中で、現役や高齢者に偏らない全世代での負担増を半数以上が容認していることが示された。


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