廃炉に向け4号機燃料の点検開始 目視「損傷なし」 

 東京電力福島第1原発の廃炉計画を検討する政府・東電中長期対策会議は27日、4号機燃料プールから7月中旬に取り出した未使用燃料2体の損傷や腐食の程度を調べる点検を同日から始めたと明らかにした。29日までの予定。

 東電によると、2体は敷地内の共用プールで保管している。27日は1体のカバーを取り外して洗浄した上で目視点検した結果、大きな変形や損傷は確認されなかった。

 1~4号機の燃料プールで保管されている燃料取り出しに向けた作業の一環。


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