陸上談話(11日) 

 ▽高野進監督の話 (谷井は)リスクを持ってスタートラインに立たせた。本人も痛くなったら棄権することに同意していた。こればかりはどうしようもない。

 ▽小坂忠広コーチの話 山崎の失格は非常に残念だ。歩型違反を取られないようなフォームを研究してきたが、このようなジャッジは想定していなかった。

 ▽山崎勇喜(男子50キロ競歩)の話 4年間、一生懸命頑張ってきたのに、本番の舞台では一瞬で終わってしまった。寂しいし、残念でならない。

 ▽森岡紘一朗(同)の話 追っても、追っても入賞に届かなかった。世界のレベルがどんどん上がっている。タイムは目標通り。強さが足りなかった。

 ▽渕瀬真寿美(女子20キロ競歩)の話 入賞を狙っていたが、最後に追いつくのは厳しかった。周りのペースが速かった。練習はしっかりできていた。

 ▽川崎真裕美(同)の話 15年の競技人生のすべてを出そうと思ってスタートラインに立った。これからはサポートをする立場で競歩と関わっていきたい。

 ▽大利久美(同)の話 普段は緊張しないが、1週間前からものすごく緊張した。いろんな人に注目され、プレッシャーもかかった。

 ▽ディーン元気(男子やり投げ)の話 楽しんでできたので悔いはない。トップの選手と一緒にできてよかった。この経験を生かさないともったいない。次の五輪までに鍛え直して、生まれ変わった姿を見せたい。

 ▽山県亮太(男子400メートルリレー)の話 硬くならないよう心掛けたが、個人の走りも含めて悔しい結果になった。リレーは特別なものがあった。得るだけの大会では意味がない。

 ▽江里口匡史(同)の話 バトンのところで少し丁寧になりすぎた。山県がいいところで持ってきてくれた分、もっと生かせれば結果は違っていた。決勝の走りでは納得がいかない。

 ▽高平慎士(同)の話 自分の走りが納得のいくものではなく、悔しい。5位も自分たちが目指していたものではない。世界の舞台でまた輝けるようにしたい。

 ▽飯塚翔太(同)の話 ボルト選手らが横にいて、何ともいえない緊張感だった。一歩一歩、踏みしめて走ろうと思った。この経験が今後に生きてくると思う。(共同)


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