女子レス金の小原が現役引退明言 五輪前から意向 

女子48キロ級決勝 アゼルバイジャン選手(左)を破り、ガッツポーズで喜ぶ小原日登美=エクセル(共同)

 【ロンドン共同】レスリング女子48キロ級で金メダルを獲得した小原日登美(31)が8日、試合後の記者会見で「これが最後の試合と決めて臨んだ。(現役)復帰した時から、ここがゴールと決めていた」と述べ、ロンドン五輪を最後に現役引退することを明言した。

 小原は6月に「五輪がどんな結果でも後の試合は考えていない」との意向を示していた。今後について「主婦業をサボっていた。夫に支えてもらってきたので、ご飯をつくってあげたい」と穏やかに話した。

 小原は五輪種目にない51キロ級時代の2008年に引退。しかしロンドン五輪を目指し、09年48キロ級に転向、現役復帰した。


  • LINEで送る