ポンプの故障原因分からず 大飯4号、分解点検へ 

 再稼働した関西電力大飯原発4号機(福井県おおい町、加圧水型軽水炉、118万キロワット)の排水ポンプが6日、停止したトラブルで、関電は同日夕までに故障の原因を特定できず、約1週間かけて分解点検すると発表した。代替機が動いており、安全に影響はないという。

 関電によると、6日午前8時10分ごろ、非常用ディーゼル発電機室にたまった廃水を排出するポンプが停止した。関電と経済産業省原子力安全・保安院が水中からポンプを引き上げ、外観やモーターなどを調べたが、原因は分からなかった。

 関電は7日にもポンプをメーカーの工場に運び、分解して詳しい原因を調べる。


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