2012年8月5日 14:36 | 無料公開
札幌市の札幌医大病院は5日、重い多臓器不全でロシア極東サハリン州の小児病院に入院していたフセボロド・ザブゴロドニー君(3)を治療のため受け入れた。 札幌医大によると、サハリン州政府から北海道知事に要請があった。費用はサハリン州政府が負担する。 フセボロド君は感染症による中枢神経障害や呼吸器不全などの多臓器不全で深刻な症状。5日昼、新千歳空港経由で病院に到着した。 札幌医大がサハリン州の患者を受け入れるのは1990年以降、今回で11人目。