柔道談話(29日) 

 ▽海老沼匡の話 きょうは何回もハプニングがあった。会場の後押しで銅メダルを取れたと思う。ただ金を目指していたので意味はないです。がむしゃらでやった。(負けた準決勝は)もう少し自分の間合いになれたら良かった。

 ▽篠原信一・男子監督の話 準決勝は相手に引きつけられて海老沼が一番してはいけない形。初戦から体が動いていたのでもったいない。(旗判定が覆った準々決勝は)制度がどうなんだ、という思いはある。メダルは取れているので悪い流れではない。

 ▽中村美里の話 北京の借りを返すいいチャンスと思っていたが、組み手(封じ)を徹底された。まだまだ強さが足りないということだと思う。すごく悔しいけど、試合は楽しめた。

 ▽園田隆二・女子監督の話 誤算というか大誤算。順調にいけば2日間で(金メダルが)二つ、最低でも一つと思っていた。ここでメダルがないのはかなり厳しい。美里は最初に投げられたのが本当に不用意だった。(共同)


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