石川で不明の男児、福井で発見 滋賀の11歳、けがなし 

 石川県小松市の粟津温泉で、家族と旅行に来ていた滋賀県湖南市の小学6年の男児(11)が28日午前に行方不明となり、29日午前、約30キロ離れた福井県永平寺町で発見、保護されたことが同日、石川、福井両県警への取材で分かった。男児にけがはなく、福井県警が両親に引き渡した。

 両県警によると、男児は29日午前11時ごろ、福井県警永平寺署の上志比駐在所を訪れ「電車賃を貸して下さい」と申し出た。不審に思った駐在所員が事情を聴き、保護した。

 小松市からバス停などで休憩しながら歩いてたどり着いたといい、「兄弟げんかして、(滋賀県へ)1人で戻ろうと思った」と話したという。


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