四日市公害判決から40年 環境保護の大切さ訴え 

 1960年代にコンビナートの大気汚染でぜんそくが集団発生した三重県の四日市公害は、石油化学コンビナート企業の共同責任を認めた72年の一審判決から24日で40年を迎えた。継承活動を進める「語り部」らが同日、小中学校の教師約20人を対象とした市の研修会で環境保護の大切さを訴えた。

 研修会では、語り部活動に取り組む現職教師が、映像などを使い、当時の様子を説明。40年以上にわたり公害問題を記録する沢井余志郎さん(83)も研修に同席。「行政と市民、企業が三位一体となり、過ちを繰り返さないための一歩を今日からあらためて踏み出せるのではないか」と語った。


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