十勝岳、火山ガスが自然発火か 190人一時避難 

高感度カメラで確認された、北海道・十勝岳の大正火口付近が明るく見える現象=6月30日午後11時59分(札幌管区気象台提供)

 札幌管区気象台は1日、北海道上富良野町や美瑛町などにまたがる十勝岳(2077メートル)で、大正火口付近が明るく見える現象を観測したと発表した。高温の火山ガスや硫黄が自然発火したとみられる。地震や空気の振動は観測されておらず、噴火ではないという。

 道警の呼び掛けを受け、大正火口から約5キロ離れた上富良野町の旅館の宿泊客や従業員ら約190人が町の施設などに一時避難した。

 札幌管区気象台によると、大正火口付近が明るく見えるのを高感度カメラで確認、十勝岳でこの現象が観測されたのは、1998~2000年に断続的に確認されて以来。


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