600~千年間隔で大津波 日本海側も、奥尻島で痕跡 

北海道・奥尻島の海岸で確認された11~14世紀の津波堆積物(中央の黒い筋)を含む地層(平川一臣北大名誉教授提供)

 1993年の北海道南西沖地震(マグニチュード7・8)による大津波で壊滅的被害を受けた北海道・奥尻島が、過去約3千年間に少なくとも5回、約600~千年間隔でほぼ同規模の大津波に襲われた可能性があることが平川一臣北海道大名誉教授(自然地理学)らの津波堆積物調査で30日、分かった。

 津波が頻発する太平洋側に比べ、過去の地震や津波の実態がよく分かっていない日本海側でも大津波が繰り返し発生していたことを示しており、沿岸地域の防災態勢などに影響を与えそうだ。


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