東電会長が双葉町民に謝罪 「難民」と悲痛な訴え 

福島県双葉町の井戸川克隆町長(手前)に謝罪する東京電力の下河辺和彦新会長(右)と広瀬直己新社長=29日午前、埼玉県加須市

 東京電力の下河辺和彦新会長と広瀬直己新社長が29日、福島第1原発事故のため福島県双葉町が役場機能ごと避難している埼玉県加須市の旧県立高校を訪れ、井戸川克隆町長や町民に面会。下河辺会長は、体育館で町民約160人に「ご迷惑とご負担、損害をお掛けしていることを心からおわび申し上げる」と頭を下げ謝罪した。

 町民からは「当初は避難者だったが、今は帰る所がない難民」「今までの生活、将来を壊された」など悲痛な訴えが相次ぎ、神妙な面持ちで聞き入った。

 広瀬社長も謝罪の言葉を繰り返し「責任は私たちにある。しっかりと受け止め、少しでも良くしていきたい」と話した。


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