観測ロケットの打ち上げ延期 鹿児島の観測所で土砂崩れ 

宇宙航空研究開発機構・内之浦宇宙空間観測所の土砂崩れ現場=28日午前、鹿児島県肝付町

 宇宙航空研究開発機構は28日、鹿児島県肝付町の内之浦宇宙空間観測所が大雨による土砂崩れ被害に遭ったため、7月10日に予定していた大気圏突入実証実験を行う観測ロケット「S―310」41号機の打ち上げを延期すると発表した。

 観測所によると、27日午後3時ごろ、観測所内の道路や斜面が約30メートル崩れ、鉄塔や通信ケーブルが破損した。復旧に時間を要する見込みで、新たな打ち上げ日はあらためて指定するという。

 肝付町では、27日午後に土砂崩れが相次ぎ、道路が寸断されて一時約200世帯、約350人が孤立した。


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