猿人、森林に住む? 歯の化石から樹皮 

 200万年前に南アフリカで生息していたセディバ猿人は、樹木の葉や木の実、樹皮などを食べ、森林で暮らしていたとみられると、ドイツや米国のチームが28日付の英科学誌ネイチャー電子版に発表した。

 これまで見つかった初期の人類はサバンナのような場所で生活し、主に草や葉などを食べたと考えられている。チームは「セディバは今のチンパンジーと同じような物を食べていた。ほかの初期人類とは対照的だ」としている。

 チームは、少年と成人女性の2体の化石で歯を解析。歯石に大きさ約0・05ミリの樹皮や果実などの植物化石が含まれ、臼歯には堅い物を食べたとみられる痕跡があった。


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