女性9人暴行、二審も懲役50年 静岡地裁支部判決を支持 

 静岡県内で女性9人に暴行したとして強姦致傷罪などに問われた無職小沢貴司被告(35)の控訴審判決で、東京高裁の八木正一裁判長は27日、「懲役計50年」とした裁判員裁判の一審静岡地裁沼津支部判決を支持、弁護側の控訴を棄却した。

 小沢被告は、09年に別の窃盗事件で有罪判決を受け確定している。刑法は確定判決の前と後の事件は併合しないと規定しており、八木裁判長は、9人に対する犯行のうち、01~08年の5件で懲役24年、09~10年の4件で懲役26年とした一審判決に「法令の適用の誤りはない」と判断。

 最近の量刑動向に照らしても「重い量刑とはいえない」と指摘した。


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