「盛土」は全壊26倍超 大震災で造成宅地調査 

 東日本大震災で震度6クラスの揺れが襲った仙台市の造成宅地で、斜面に土を盛って平らに整地した「盛土」地盤に建つ住宅の全壊した割合は、斜面を切り崩してならした「切土」の住宅の26倍超に及んだことが分かった。東北大の森友宏助教(地盤工学)らが調べた。

 盛土部分は切土より軟弱で、沈下しやすいと森助教は分析。地盤改良は可能だが、家を建てた後では難しい工事が多く費用も高くなるといい「ほかの団地の調査結果も精査し、効果的な対策を考えたい」としている。

 森助教らは昨年4~5月、1960年代に造成が始まった仙台市の南光台団地(泉区)と鶴ケ谷団地(宮城野区)を調査。


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