太陽の活動、20年間で低下 国立天文台が長期観測 

NASAの衛星が1996~2006年に観測した太陽を重ね合わせた画像。静かな太陽が、01年の活発な時期を経て、再び静かになっている(NASA提供)

 太陽の活動がこの20年間に次第に低下していることを長期的な観測で突き止めたと、国立天文台と米航空宇宙局(NASA)のチームが31日、発表した。このまま太陽の活動が弱まれば、過去に地球が寒冷化した時期と似た状況になるかもしれないという。

 太陽活動は約11年の周期で強弱を繰り返しているが、活発さを表す太陽からの電波の強さが低下傾向にあった。

 チームは、同天文台の野辺山太陽電波観測所(長野)で1992年から20年間毎日、太陽の観測を続け、約7千枚の画像から電波の強さの分布を調べた。


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