北極圏、海氷解けて低い雲減少 温暖化加速か 

 海氷の減少が進む北極海で、低く垂れ込めた雲が減り、高度1キロ以上にある高い雲が増えているとする観測結果を、海洋研究開発機構などのチームがまとめ、31日付の米学術誌に発表した。海氷減少により雲が変化し、それがさらに北極圏の温暖化を加速させている可能性があるという。

 同機構の猪上淳チームリーダーは「雲の変化と海氷減少のメカニズムをさらに調べ、地球温暖化の予測に役立てたい」としている。

 チームは1999~2010年に8回、北極海で海氷が消えた海域を研究船「みらい」で航海し、雲の高さを測定。過去に海氷のあったときに米国が測定したデータと比べた。


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