九電・川内原発の停止求め提訴 周辺住民ら1100人 

九州電力川内原発の停止などを求める訴訟のため、鹿児島地裁に向かう原告団=30日午後1時28分、鹿児島市

 九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の運転は重大事故の危険性があり、住民らが安全な生活を営む権利を侵害しているとして、鹿児島、熊本、宮崎の3県を中心とする計約1100人が30日、国と九電に、川内原発の2基を稼働させないことと慰謝料を求める訴訟を鹿児島地裁に起こした。

 訴えで原告側は「自然災害や人為ミスによる事故を完全に想定した、絶対の安全を保証する審査基準を策定するのが不可能なことは、東京電力福島第1原発事故で示された」と主張。

 川内原発は、近くの海底を日本最大の活断層が通り、地震や火山の噴火で深刻な事故が起こる可能性があることも指摘している。


  • LINEで送る