佐渡、トキの幼鳥が大空へ 杉林周辺飛び回る 

飛び回るのが確認された、巣立ちした放鳥トキの幼鳥=30日午前4時45分、新潟県佐渡市(代表撮影)

 環境省は30日、新潟県佐渡市で放鳥された国の特別天然記念物トキのつがいに4月に生まれ、巣立ちした幼鳥1羽が、巣がある杉林の周辺で、民家の屋根などに止まりながら飛び回るのを確認した。

 国内の野生では38年ぶりとなる巣立ちが25日に確認されていた。一定の距離を飛ぶ姿を確認したのは初めてで、自立に向けて順調に成長している様子をうかがわせた。

 同省によると、親鳥は昨年3月に放鳥された3歳雄と2歳雌で、同じ巣には3羽のひなが誕生。巣立ち後もしばらくは親鳥と行動を共にして餌をもらいながら、自分で餌を取ることを覚える。


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