シーラカンスの胃から菓子袋 「海の保全を」と訴え 

 「生きた化石」と呼ばれる古代魚シーラカンスの研究をしている福島県いわき市の水族館アクアマリンふくしまは28日、インドネシアで捕獲され解剖したシーラカンスの胃から、菓子の袋が見つかったと発表した。

 同館によると、シーラカンスは夜間、海底で目の前を通る魚を待ち伏せて食べる。海底を漂うごみを餌と勘違いしたとみられる。

 安部義孝館長は「シーラカンスの胃からごみが見つかったのは世界で初めて。死ぬ危険もあり、海が汚されているという人間に対する警告でもあり、海の環境保全に取り組んでいく」と話した。

 昨年7月に同国沿岸の水深約60メートルで地元漁師が釣り上げた雄。


  • LINEで送る