心臓幹細胞移植、7人全員成功 岡山大、高度医療申請へ 

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心臓幹細胞移植で岡山大病院の王英正教授(奥)から検査結果の説明を受ける親子=23日午後、岡山市

 岡山大病院は23日、先天性の心臓疾患がある乳幼児の心臓から心筋になる能力を持つ「幹細胞」を採取し、培養してから再び心臓の冠動脈に戻す移植治療を実施した患者7人全員について、心筋の機能の回復を確認した。7月にも厚生労働省に高度医療を申請する。

 7人は片方の心室が正常に発育しない機能的単心室症で、昨年4月以降、生後5カ月~3歳で幹細胞移植を受けた。手術時に採取した幹細胞を培養し、カテーテルで心臓の冠動脈に注入したところ、3カ月後の検査では心臓の収縮機能が5~22%上昇していた。