電波望遠鏡で月の輪郭はっきり 大阪府立大が観測に成功 

  • LINEで送る

「ミリ波電波望遠鏡」で観測された金環日食。月が太陽の前を横切る様子が捉えられている(それぞれ観測のため約180度回転させ、着色してあります。大阪府立大提供)

 大阪府立大は21日、国立天文台野辺山宇宙電波観測所(長野県南牧村)に設置した「ミリ波電波望遠鏡」で、金環日食を観測することに成功した。天体の温度差を把握するこの望遠鏡は、太陽の前を動いていく月の輪郭も刻々と捉えた。

 大西利和教授は「金環日食を電波望遠鏡で連続観測したのは世界初ではないか。貴重なデータが得られた」としている。

 21日午前6時23分から約10分ごとに観測。6時32分から、月が徐々に太陽を覆い、7時36分に金環日食となった。その後、太陽の前を通り過ぎ、完全に離れたところも観測できた。